トヨタスポーツ800をつくろう!

2009年05月13日

初期型ステアリングを修復する【その4】2個を1個に。

昔、個人売買など手に入れた部品の中に
割れたホーンボタンリングが3つあり、
接着剤でつなぎ合わせたものが1つ、
あとの2つは割れて部分的になくなってしまっていました。

【その2】で書いたような原因でホーンボタンリングを無理矢理、
開け閉めしようとして割れてしまったと思われます。

ステアリングを修復するついでに、
割れたホーンボタンリング2個を使用して
1個作成することにしました。

1個をメインにして割れてなくなった部分を
他のものよりリューターで削り取り仮接着、
そして裏からプラリペアで埋めていきます。
(リューターで削り取る時に失敗して割れてしまったため、
 プラリペアで埋める部分が多くなってしまいました。)

テーパー角度が若干異なるため、ヤスリで整えます。
(つじつま合わせが面倒な作業となりそうです。)
その途中の写真です。


DSC02248*.jpg


そして部品取りになった残りです。
こちらも今後のボス部のネジ修正用などとして、
まだまだ、役に立ってもらいます。


DSC02253*.jpg


プラリペアは、時間が経つと、少し痩せてくるようで、
1週間ほどおいて仕上げ作業を進めようと思います。
posted by アールエス800 at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 組立/CHASSIS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月27日

初期型ステアリングを修復する【その3】伸びるのか?縮むのか?

それにしても、なぜこんなに割れていたのでしょうか?

今回、実験台に上がったステアリングは中でもひどい状態だとは思いますが、
以下は金属や樹脂の特性をよく知らないシロウトの推測です。

●夏など、室内が高温になり、金属部分が若干伸びることが一つのきっかけ。
●樹脂が経年変化により縮んでいく。
●裂けて覗いてきた鉄部分が錆でふくらみ、さらに樹脂が割れる・・・

以前乗っていたスポーツ800に当時まだ供給されていた
中期型のステアリングを装着していたことがありますが、
10年も乗っていると、ホーンボタンリングを外しがたくなってきたり、
スポークとボスの付け根が割れてきたりしました。

劣化の進行を鈍らせるには、高温にさらされない場所に停めるとか、
換気に注意した方がよいのかもしれません。

修復中のステアリングホイールの上部(日光にさらされる部分?)の
表面の劣化が著しかったりしました。

写真の矢印はスポークを中心に樹脂が縮む方向です。
(ボス部分はプラリペアで埋めた後の状態です。
 境目が出たため、再度やり直すことになりますが)


DSC02130*.jpg


設計変更により中期型になるとホイール部分から、
スポークの途中まで樹脂が回り込むタイプになりますが、
樹脂の変形を防ぐ意味もあったのかもしれません。
(写真のような変形はなくなりましたが、
 今度は回り込んだ部分で割れることもあるようです。)

先日、トヨタ博物館に行ってきましたが、
60年代くらいまでの国産車にはステアリングが樹脂製のものが多く、
かなりの車両のステアリングが割れていたようで、
修復して装着されているものが多いのが確認できました。
また、塗装による修復も確認でき、塗装もありなのかなと思えました。

いずれにしても、40年以上前の部品ですので、
使用していれば、何の劣化もないことの方が不思議なのかもしれせん。

さて、修復中のステアリングの巣はどうしましょう?
posted by アールエス800 at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 組立/CHASSIS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月23日

初期型ステアリングを修復する【その2】隙間を埋める

ステアリングの隙間をどうやって埋めるか?

何年も前に何かの役に立つかと購入していた「プラリペア」の登場です。

合成樹脂のパウダーと専用リキッドを混合し重合硬化させる補修剤です。
http://www.plarepair.net/

始めて使用するので、簡単な使用方法の「ふりかけ法」で作業を行いました。
隙間にパウダーをふりかけそこに専用リキッドをかけて固め、
その後、ヤスリなどで整えるという手順で進めていきます。

この初期型ステアリングのスポーク部分はステンレスですが、
ホイールの芯と、ボスにあたる部分の芯は鉄がベースで、
錆が出ていたので、むき出しになった部分はサビ転換剤を塗っておきました。

その後、プラリペアの登場ですが、
割れた部分にそのまま上記の手順で埋めていったため、
ヤスリで仕上げた後、境目がハッキリ出てしまいました。
結局、埋めた部分をリューターで削り、再度埋めましたが、
今度は、ところどころに巣が入る始末。

後で、知り合いにもやはり巣が入りやすいことを聞き、
うまくいけば、塗装などしないで修復できればと思っていましたが、
どうなることでしょうか?

赤の点線部分がプラリペアで埋め、ヤスリがけ途中の写真です。
肝心なところにピントが合っていませんが、
このボス部分も表面が劣化して全体的に
左端のような色に変色していました。


DSC02125*.jpg


ホイール部分では、最大で4ミリほどの隙間があったわけですが、
埋めただけでは、断面の形状はあきらかに変わってしまいますので、
出っ張った反対側を削ったりと時間がかかります。

また、スポークの付け根の樹脂の浮きは、表側は樹脂が薄いので
少しの隙間であればドライヤーやヒーターなどで熱し、
均一に力を加えれば、修正することができそうです。
(下手をするとうねった状態になったりしますので、
 簡単な型などを作り、均一に力を加えるなどのコツがいります。
 うねった場合はヤスリがけなどでならすことは出来ます。)

今回は、熱を加えすぎ、炭化?したように劣化したため、
結局、リューターでけずりプラリペアで埋めました。


DSC02148*.jpg


何度も失敗したりと試行錯誤しながらの作業は続きます。
posted by アールエス800 at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 組立/CHASSIS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月20日

初期型ステアリングを修復する【その1】割れるステアリング

ご存じのように、初期型のステアリングの特徴として
円周のホイール部分のみ黒い樹脂で固められています。
その後、スポークの一部も樹脂で覆われ、また部分的に滑り止め加工が
なされたりと、(たぶん)安全に考慮した変更がされていきます。

15年ほど前までは、形状変更されたステアリングなどは供給されてましたが、
現在では供給されていません。

残念なことに、初期型〜最終型までの全モデルを通して樹脂部分が割れやすく、
補給品の新品部品でも保管の仕方が悪いとヒビが入ってくることがあるようです。

ということですので、程度の良いステアリングを探すことも
かなり困難だと思われます。

今回、かなり程度の悪い初期型ステアリングを
修復の実験台としてみることにしました。
(紹介にもあるようにプラモデルもロクに造ったことがない
 シロウトが行う作業ですので参考になるかどうかは不明です。
 また、安全性は未知数ですのでご了承ください。)

元の状態を撮影していなかったため、作業途中の写真です。

まず、表側ですが、赤い部分が割れていた部分です。
最大で4ミリ幅の裂け目が出ていました。

黄色い部分はスポーク部分から樹脂が浮いて、隙間が出来ていた部分です。
最大で2ミリくらいは隙間がありました。


DSC02121*.jpg


ホーンボタンリングを固定する部分はリューターで周りを削り外しました。
下の写真は他のステアリングのものですが、
経年変化(熱など?)によりスポーク部分(赤の点線)に対し
矢印の方向に縮みや歪みが出来て、
ホーンボタンリングが閉めずらくなってきてしまうようです。


DSC02137*.jpg


新規作成するのが最良だと思いますが、そんな技術もないため、
取り外した上で熱を加えながら修正し、
内部のねじ部分をヤスリで削ることにより、
なんとかホーンボタンリングをねじる込めるほどになったのが下の写真です。
ねじ部分がきれいではありませんが、
自分の持っている技術ではこんなところが精一杯です。
(直径で最大2ミリほど縮んでいました。)


DSC02142*.jpg


裏側にもスポーク周辺に割れやヒビ、隙間が出来ていました。


DSC02123*.jpg



ホイールの樹脂部分は全体的に劣化し、細かいヒビが入っていました。

次回より、修復?に悪戦苦闘する模様を紹介します。
posted by アールエス800 at 18:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 組立/CHASSIS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月16日

タップしながら突き進む。

なかなか、要領を得ないもので、一つの作業をしては、
狭い小屋内をあっちへこっちへ。

物を落としては拾い上げ・・・。

パーツリストをみては、部品ってこれだけなのになぁ〜。とため息。
(足回り、エンジンやミッションなどは外注に出すつもりでいるので、
 自分で装着する部品はそんなにないようなんだけれども・・・)

タップでネジ穴を修正しながら(結構塗料が入り込んでいるので必要な作業です。)、
装着する部品にもいちいちワックスかけたり、
CRC吹いたりと少しでも錆の発生を食い止めようとする・・・
めんどくさがりにしては珍しく慎重に進めているものだから進行の鈍さは尚更です。
(そんなに錆の発生に神経尖らせなくてもとお思いの方もみえるでしょうが、
 あの錆取りの面倒な作業を少しでも体験すると、
 少しは分かっていただけるかと思います。)

まぁ、兎にも角にも手を動かさないと進みません。



DSC1011.jpg



ブレーキマスターシリンダー(補給部品をベースに前期仕様にしたもの)を
装着する際、補給部品では上部のボルト(写真赤丸の位置)が
本体にはめ込まれていて装着できません。
この車輌には2本のボルトで固定するようにボディ側に
2箇所ネジが切ってありました。

どうしようか・・・

抜いてしまえとシリンダーに固定されているボルトを抜いてみました。
(思ったよりは簡単に抜けました。)
そして、写真のように2本のボルトで固定。

40年のパーツリストを確認すると2本のボルトのうち
1本は室内側からナットで固定するようになっています。
この車輌との違いはなぜでしょうか?
(ちなみに後期のリストを見ると補給部品と同じように
 上部のボルトは固定されていていました。)

作業が進まないもう一つの理由。
こんな細かいブログを書いているから・・・

でも、またいつか資料として活用できるはずと、記録しているのでした。


※写真をクリックすると拡大出来ます。
posted by アールエス800 at 02:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 組立/CHASSIS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。