トヨタスポーツ800をつくろう!

2007年08月27日

眩しくたって電解研磨!【中編】

「あぁっ!!なんという輝き!!!」

社長さんがビニールから取り出すと同時に思っていた以上の仕上がりに、
思わず声が出ました。



DSC01386.jpg



下準備もしていなかったことを考えても十分以上のしっとりした上品な輝きです。

また、心配していたアルミのリベット部分も溶けないように
加工時間を少し短めにしていただけたようで、細かい配慮に感謝です。
(下の写真・赤ワク内参照:真鍮もきれいになっていることが分かります。)

工賃600円を支払い(写真のように3つに分解していたので200円×3)
家に持ち帰りました。

さぁ、再度ゆっくり確認してみましょう。



DSC01385.jpg



A.今回電解研磨したもの
 (元は後期用の硬質クロムメッキされた防眩処理仕様:ほぼBに近い状態)

B.後期用の硬質クロムメッキされた防眩処理仕様(中古品)

C.前期用の電解研磨仕様と思われるもの(中古品)

写り込みの状態が分かりやすいように色紙を置きハロゲンライトをあてています。
AとCはつるつるではなく微妙に砂地状のためもわ〜っと写りこんでいる感じです。
また、写り込みのないB(後期用)では防眩処理の効果が分かると思います。

上記のように硬質クロム仕様をもとに電解研磨しましたので、
前期用のような光沢が出るか心配でしたが、
ほぼ同じような感じに仕上がったと思います。

ただ、細かいキズなどはかなり目立たなくはなりますが消えることはありません。

Cのワイパーですが反対側はもう少し研磨されたような状態でした。
ただ、同タイプの他の中古品を見ても半分は光沢が増しているものが多いようで、
あくまで推測ですが、洗車する際などコンパウンドで擦っている間に、
光沢が増したのでは?と思っています。
(確かにアームで隠れる部分の方が微妙ですが光沢はありません。)

中古品での比較でしたのでなんともいえないところですが、
まぁ見比べなければ分からないでしょう。

さぁ、問題は面倒に思えたので今回の実験に出さなかったアーム側です。

アルミ(ただしリベット部)はほとんど溶けないことが分かりましたが、
問題はバネなどのクロメイト処理された鉄です。

溶けないにせよ、メッキが剥がれることは間違いないですし・・・

ここのピンを抜くことが出来れば・・・うんん〜時間や手間がかかりそうだ・・・
という訳でこの続きはまたまた無期延期ということで・・・
posted by アールエス800 at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 組立/ELECT. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月07日

眩しくたって電解研磨!【前編】

トヨタスポーツ800の後期型への移行時にメーターパネルなどの
数々の部品へ防眩対策がなされました。

発売当時、かの浮谷東次郎氏も鈴鹿での試乗レポートで「光るダッシュボード」と
指摘していたのが、アルミのメーターパネルでした。

個人的には所有歴17年近くになりますがメーターパネルが
そんなに眩しいと思ったことはありません。
(近年はあまりトップを外して乗っていなかったからかも?しれませんが)
ただ、メーターのガラスに関しては防眩加工のしていないガラスでは、
ちょっと見にくいと思ったことはあります。

さて、変更されたパーツの中にワイパーも含まれており、
68年発行の新型解説書では「ワイパアームおよびブレードの金具表面処理を
従来の電解研磨から硬質クロムメッキの防眩処理をほどこしました。」とあります。

電解研磨?・・・どういう加工なのか?ちょっと調べてみる・・・

カンタンに言いますと、ステンレス材を酸性の液に浸漬しプラスの直流電流を
流して表面を溶解し、きれいにする方法なのだそうです。

ステンレスの主な成分であるFe(鉄)、Cr(クロム)、Ni(ニッケル:
含まれない材質もある)のうちFeがもっともよく溶け、Cr、Niの濃度が
高くなり、酸洗い等で不動態化処理するよりはるかに完全な不動態化処理被膜が
形成され、通常のステンレスより耐食性が向上するということらしい。

(参考HP→http://homepage3.nifty.com/i-denken/

さて、ワイパアーム一式を持って上記の伊藤電研有限会社さんへうかがってみる。
伊藤社長さんに手渡すと磁石を持って「鉄分が多いからそんなに光らないかも」
とのこと、磁石に反応しにくいステンレス(Feが少ない)ほど輝くようです。

「昔はトヨタのワイパーも電解研磨やったよ。」とのこと、
もしかしてヨタのもやっていたのかもと思いつつ(それ以上は詳しく聞かなかった)

その他、かしめてあるアルミや鉄は少々溶けるとのことを確認して、
試してみる?との問いかけに後期型のワイパーブレードを実験台に捧げることに、
見てもらうだけのつもりでしたので、きれいにしていなかったのですが・・・
ちなみにアーム側を出さなかったのはアルミや鉄が使用されているため、
ちょっと溶けると面倒だと思ったからでした。

ちなみにおいくら?・・・1つ200〜300円かなぁ〜
・・・是非お願いします。

ブレードゴムなど外して預けました。仕上がりが楽しみであり不安であります。

次の日には上がっていたのですが、やっと本日引き取ってきました。
・・・「あぁっ!!」

この続きは次回へ
posted by アールエス800 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 組立/ELECT. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

クラッシャーKOZOUは更生できるのか?

小さい頃から面倒くさがりなくせに、好奇心は旺盛でして、
動くものなら何でも内部構造が知りたくて、
いろんなものを壊しまくっていました。

しかし、一方の面倒くさがりなその性分では、
きちんと組み直すことは不可能でした。

今回の車輌を手に入れる前にもヨタハチ修復の計画が
あったことは以前にもお話した通りですが、
その時の計画では今回と違い、なるべく生産当時の姿を目指すものでした。

それで、こんなものまでも壊し・・・もとい・・・分解しまくっていた訳でして。
(エスをレストアした友人がスイッチまで分解していたのを真似たんです。)



LDSC1069.jpg



ライトスイッチですが壊してみると、いたって簡単な構造であることがわかります。
(写真手前のバラバラ:一部クロメートメッキ済み:
 真ん中の短いバネおよび穴がないタイプも確認しています。)

ただ、今回はハーネスなどの手配も未定なこともあり、
補給部品を使用することにしました。
(写真奥:7/17のブログの新旧のカプラーの色の違いが把握できます。)

ですから、分解していた部品をあまり使わずにヨタを仕上げるつもりなのですが・・・

果たして、かつての壊し屋小僧は、更生への道が開けるのでしょうか?


※写真をクリックすると拡大出来ます。


P.S.劣化したノブの樹脂を磨いてみたんですが、
 磨いても磨いてもきれいになりません。(巣のようなものが出てくる)
 こういった樹脂をきれいにする方法はあるのでしょうか?
(塗装するのが早いのかな?)
posted by アールエス800 at 21:38| Comment(4) | TrackBack(0) | 組立/ELECT. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月22日

こんなのもアリ?【一寸一服編】

メーター類装着完了!
写り込みギラギラのメーター。(その後、防眩タイプとなりますね。)



DSC1048*.jpg



なにか違うんじゃない?

イタリアンにモディファイするんですよ。
内装も部分的に赤くしたりして・・・

えっ、今までの拘りは一体なに?

・・・と、思われたかどうかは分かりませんが、
メーターの穴のエッジなど、
パテや塗装で出っ張っている部分を削ったついでに、
メーターが入るか確認してみました。

でも、デザインbyピニンファリーナみたいでかっこいいでしょ!
(クーペフィアットっぽい?確か内装はピニンファリーナでしたよね?)

いっそ、モディファイ路線に変更しようか・・・

(メーターパネルのアルマイトかけ直そうか迷っているんです。
 塗装もきれいなんで、なんかこのままでもいいんじゃないかと・・・
 実はこういうモディファイも嫌いじゃないです。)

こんなお遊びに時間を費やしている自分は・・・

やっぱりキリギリスかな?


※写真をクリックすると拡大出来ます。

【撮影後記】
いやぁ、それにしてもきれいに撮れたなぁ。
(発泡スチロールをレフ板として使ったので、
 発泡のパターンが写り込んでしまったことを除けば)
メーターのリムは簡単に磨いただけなので
まだまだブツブツが残っているんですが・・・
ほとんどわかりません。

posted by アールエス800 at 22:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 組立/ELECT. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月19日

コンデンサリレー式フラッシャーのリレー順を箱から推測する。

FLASHER001.jpg



装着作業の続く電装部品の中で、天地の方向が確認出来ていない
ターンシグナルフラッシャーは仮装着状態です。
(パーツリストのイラストなどではソケット側が上部になるようですが)

このターンシグナルフラッシャーはコンデンサーとリレースイッチの
組み合わせによって、電流を断続させランプを点滅させる仕組みとあります。



FLDSC1016.jpg



さて、在庫していた部品をチェックすると上記の3種類がありました。

真ん中は10年以上前に部品共販から購入した部品、
右の部品は近年供給されている汎用部品。

そして問題は左の部品。
10年ほど前、当初修復を予定していたヨタを引き取った際、
そのオーナーさんより購入した部品の中に含まれていた物です。

部品の時系列を判断する場合、箱やシール、
部品番号の印刷されているタグなどから推測することも出来ます。
(最近の小物用の箱は少しつるつるしたコート系の真っ赤な箱になっています。)

汚れもさることながら、左の箱は見るからに昔っぽいデザインですね。

さらに「フラッシャー」の文字までデザインされたロゴが使用され、
なかなか凝った箱です。

他にも昔供給されていた部品はこういった感じで
デザインされた箱に入っていたようです。

この他にも何種類あるのか?この前後にもデザイン変更されているのかは不明です。
(他にも古いタイプの箱のデザインは確認していますが、
 順番も不確かなのでここでは触れません。)

次に念のため本体から推測します。

写真では分かりずらい左のフラッシャーの上部には、

TOYOTA
MADE IN JAPAN
81980-20040
BULB 25W×2+3W
12V 85c/m 50〜120c/m

とあり、
25Wはターンシグナルランプ(たぶんフロントのみ?)の2つ、
3Wはインジケータランプ(ターンシグナルランプ用)、
50〜120c/mは点滅回数(50〜120回/分)を表す数字です。
(85c/mは中央値85±10回/分)

また側面には

DENSO(旧ロゴ)
61300-075-0(日本電装の品番)
とあります。

他の2つは写真にてご確認ください。

旧ロゴを使用していること、電装品番が若いことなどからも左のフラッシャーが
3つの中では一番古いタイプと判断できます。

ただ、ここで一つの疑問が真ん中のフラッシャーに向けられました。
バルブのワット数などが左のフラッシャーと違います。
他の車種にも汎用できるように変更になったのか?定かではありません。
また、点滅回数も60〜120回/分となりますので微妙に異なるかもしれません。
(修復中の車輌に装着されていたのは左のタイプでした。)

最後に、写真にはありませんが、44年式には上記の3タイプとも
異なる形状のフラッシャーが使用されていました。
(探したのですが今回間に合わず)

※写真をクリックすると拡大出来ます。
posted by アールエス800 at 15:07| Comment(5) | TrackBack(0) | 組立/ELECT. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月18日

ここは誰にも見せません。

HLDSC1026.jpg



ヘッドランプ用のワイヤーハーネスです。

右下のゴムは前期型に付くグロメットですが、
後期型(および補給品)では、グロメット付のアッセンブリになっています。
前期型のグロメットには切り込みがあるため、
これを装着するのはいとも簡単なのですが、
後期型のアッセンブリからグロメットを外すにはいろいろと面倒がありそうです。
(切ってしまえばよいのでしょうが・・・こういった部品も大事にしないと)

ヘッドランプに隠れてしまう部分ですでこのまま使用しました。

この部品ハーネスとカプラーさえ揃えば簡単に作れそうです。
(ハーネスの色や太さを同じ物で揃えるのが苦労しそうですが。)


※写真をクリックすると拡大出来ます。
posted by アールエス800 at 17:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 組立/ELECT. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

ワイヤーハーネスは通すのも面倒?

先のブログ(7/16)で目ざとい方はワイヤーハーネスが、
すでに引かれていることに気づかれたと思います。

実は、車輌を小屋に入れ一番始めに付けようと思っていたのが、
フロントのワイヤーハーネスでした。

グロメットの形状からもエンジンルームから室内側へ通すのが
通常の方法だと思いますが、グロメット付近になるに従って線数も増えるので
当然太くなり、通し辛くなっていきます。

厄介なのがカプラー類で、ワイパースイッチ用の6Pカプラー
(10年以上前に前期型の品番で注文したのですが
 2速用のカプラーになっていました。)はクリアしたのですが、
ウインカーレバー用の6Pカプラーがどうしても通りません。
無理してワイヤー類を傷つけるのもイヤなので、その時は断念しました。

さぁ、どうするか?
ボディパネルの穴を大きくしますか?

カプラーを外せば良いわけですが、ただ精密ドライバーでピンを抜こうとしても
簡単には抜けません。カプラーにまでキズが付きそうです。

結局、専用の工具を探したのですがなかなか、見つからず、
最近になってやっと雑誌を参考にして金具で専用工具を自作しました。
(といっても金具を端子の爪幅に合わせてグラインダーで削るだけなのですが、
 今まで面倒くさくってここまで長引いてしまいました。
 でも、実際にやり出すと簡単でした。)
うまい具合に端子が抜けますが、注意しないと作った金具が曲がってしまいます。
やはり、もう少しバネ的な素材で作成した方がよかったようです。
(雑誌では折れた金ノコの歯を削り使用していました。)

リア側もトランクから室内側へ通しましたが、
フロントと接続するカプラーを外す必要がありました。
(注:端子を抜く場合は必ずコードの位置をメモりましょう。
 修理書などで確認も出来ますが、どこで、どう変更したかもしれません・・・
 現状復帰が基本と考えております。)

他に何も外さずに通す方法はあるのでしょうか?

ちなみに、当時のカプラーは透明(少し青みがかった)な
硬いプラスチックのような素材ですが、
補給部品では、現在でも一般的な白く半透明な樹脂素材です。
posted by アールエス800 at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 組立/ELECT. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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