トヨタスポーツ800をつくろう!

2007年02月06日

当時の車広から【第3回】

今回はトヨタスポーツ800発売と同時期に掲載されていた
「ホンダS600クーペ」の雑誌広告を紹介します。



CM070206*.jpg



味のあるイラストが懐かしさを感じさせます。

「2年間・5万キロ保証」をアピールする広告ですが、
他メーカーの広告を見る限り、
当時は「1年間または2万キロ」保証が主流のようでした。

それでは、「トヨタスポーツ800」はどうだったのでしょう?

まず、初期型のパンフレット('65年発売当初)には
「トヨタ・スポーツ800をはじめ全トヨタ車は1年または2万キロの、
長期保証つきですから、安心してお求めになれます。」とあり、
また取扱書においてもやはり、「1年または2万キロ」保証のようでした。

ちょっと、意地悪な言い方をすれば、ホンダ車は「精密さが故に
不具合が起こるかも?」という思い(あくまでも勝手なイメージですので
ご了承ください。)が長期保証を実行させたのかとも思われたのですが・・・

しかしながら、トヨタ・スポーツ800後期型のパンフレットになると
「2年または5万キロ」に改められておりました。

CDライブラリーに収められている取扱書で確認すると、
43年2月15日発行の取扱書までは「1年または2万キロ」、
43年4月15日発行の取扱書以降は「2年または5万キロ」。

他メーカーも「2年または5万キロ」が当たり前になっていったようでして、
ホンダには「先見の明」があったというべきでした。
失礼しました。

【編集後記】
この広告は表4(裏表紙:掲載料は高いんですよね。このページは)に
掲載されていまして、落書きがされていたり、汚れや色落ちがあったりで、
レタッチ修正するのに少々手間取りました。
完全ではありませんが、このあたりでお楽しみください。


※写真をクリックすると拡大出来ます。
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2007年01月29日

当時の車広から【第2回】

今回はウオッシャータンク検証シリーズにちなんだ広告を紹介します。



CM070127*.jpg



モーターマガジン 1964年4月号に掲載された日本電装株式会社の広告です。
商品名は「デンソー ウィンドーウォッシャー」。
汎用品としての広告ですが、1/24の「真・あらいぐまタスカル【第4話】」の
「【A】パブリカ・スポーツ同型タイプ」と同じタイプと思われます。
また、この号には初代パブリカコンバーティブル(700cc)発売の記事が
掲載されており、エンジンルーム内の写真では、ちょうどこの
「ウィンドーウォッシャー」と同型と思われるタイプが
装着されていることが確認できます。
(UP10パブリカでは廉価版にはモーター式ウインドーウォッシャーは
 オプション扱いでした。'64年9月ころより田中製に変更となります。)

この【A】タイプおよび【B】前期タイプのタンク部分は、
【C】後期タイプ(背面にブラケット取付用の窪みがあります。)と違って
前面と背面が逆さまにしても取り付けることが出来るため、
基本的にモーターとフタの位置が左右どちらでも対応できます。
(コーションシールの貼り付け面の違いのみで対応してるようです。)


============トヨタ ウインドーワッシャー============


WINDWASHER*.jpg 


こちらは「トヨタ ウインドーワッシャー」のパンフレット
(B5版 4ページ 4色印刷)の表紙ですが、色調もさることながら商品名が
「ウオッシャー」でなく「ワッシャー」というところにも時代を感じさせます。


上記の記事と同型と思われる「ワッシャー」ですが、
使用されている写真や挿絵が「観音開きのクラウン」であることなどから、
もう少し古い時代のパンフレットのようです。
(液を入れるフタが白っぽいのが気になりますが・・・)

中面のコピーには「小型モーターが高速回転(約8000r.p.m)」とか
「日本ではじめてのモーター式ウインドーワッシャー」とあります。

■性   能:噴射高1.5米
■噴 射 圧:0.6気圧
■タンク容量:1.3立(これで50〜60回の噴射が可能です)


トヨタスポーツ800の新型解説書ではトヨタスポーツ800初期型に採用された
「【B】前期タイプ」の仕様は噴射圧0.3kg/平方cm以上とあります。
「真・あらいぐまタスカル【第3話】」で書いたように
「ワイパはUP10と同じ方式ですが、ウインド・ウオッシャには
一段と強力なポンプを使用しました。」からすると、
噴射圧の違い(後で出た方がなぜか低い?)が疑問に残るところです。

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※写真をクリックすると拡大出来ます。
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2007年01月08日

当時の車広から【第1回】

当時の自動車雑誌を調べる上で様々な広告にも目がいきます。

そこで、「当時の車広(自動車広告)から」として、
カテゴリに「資料/雑誌広告」を追加し、トヨタスポーツ800に関する広告は
もちろんのこと、興味の湧いた広告などいろいろ紹介していきたいと思います。

まず、第1回はトヨタスポーツ800のモノクロ広告です。



CM061230.jpg



コピーの「事故や違反の経験をおもちの方には、おすすめしたくない」は
泣かせます。(制限速度には気をつけましょう。ちょっと前に泣きました。)

ナンバープレートが見えませんが、当時のカタログと同一車輌と推測されます。
(判断ポイントは後の雑誌の広報車輌とカタログ車輌の
 検証シリーズでお話しします。)

撮影場所がどこなのかは全然見当もつきませんが、
初期型の証でもある10穴ホイールキャップに写り込む風景から、
手前はかなり広い平地のようです。

男女のモデルさんもカタログのシルバー車輌のカップルと
同一のように見えますが、カタログではシルバー車輌のカップルは、
すべてのカットでぼけているため定かではありません。

これからも「当時の車広から」シリーズも是非お楽しみに。

==========車輌を屋外で撮影する場合の豆知識============

  車輌を屋外で撮影する場合、ボディへの写り込みを少なくするためには、
  手前(カメラ側)が平地などの障害物がないことが必須となります。
  黒などの濃い色、シルバー色などは写り込みが出やすく、
  対して白系(ソリッド)は写り込みにくいです。
  また天候で言えば曇天がよく、ピーカンではしっかり写り込み、
  太陽の位置なども考慮して撮影するとよいです。
  ただ上記の方法は昔の撮影立ち会い時(アフターパーツの広告)の知識であり、
  基本的に車輌を切り抜いて広告などに使用するために注意していた点です。
  背景を生かした撮影、および効果的に写り込ませる場合などには
  参考になりませんのでご了承ください。
  また、ホイールキャップなどのメッキパーツには、
  部分的に濃い色などを写り込ませ、メリハリをつけることで
  メッキの質感を表現できます。

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※写真をクリックすると拡大出来ます。
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